Data
メカニズム
例として肝炎ウイルスを使用しています。
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エンベロープウイルスの構造
B型肝炎ウイルス(HBV)、C型肝炎ウイルス(HCV)、エイズウイルス(HIV)やインフルエンザウイルスは代表的なエンベロープウイルスと呼ばれる形態で、DNAもしくはRNAで構成される内部と外層の2層構造になっています。
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感染成立の条件
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外層のエンベロープにあるスパイク部分が標的細胞表面のレセプターにはまり込むことが必須条件です。 スパイクとレセプターは鍵と鍵穴の関係にあります。
この結合した状態を吸着、と表現します。 |
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ウイルスの侵入
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ウイルス本体のDNAもしくはRNAは動物植物細胞の核内にとりこまれ、そこで多数の複製が作られ細胞より出芽、感染が起こります。 |
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(注:ウイルスは細菌のように生物ではないので自己複製できません。細胞に吸着できなかったウイルスは増殖できず排出されます。) |
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ウイルスの増殖
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核の中で増殖したウイルスは細胞外へ出ていくとき、細胞の細胞膜部分をまるで衣装のようにまとっていきます。
エンベローブはタンパク質・脂質から構成されているので、タンパク質変性剤、脂質融解剤で容易に破損されます。
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ウイルスの不活性化
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従来はウイルス全てを凝集させるために、人体環境に有害な成分を用いました。
しかし、現在のヨーロッパでの考え方は、ウイルス表面構造(エンベロープ)を破損することで、感染を防ぎます。
これをウイルスの不活性化と呼びます。
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資料ダウンロード
・SunSeptカタログ(2016.5.21~)[PDF形式,4.82MB]
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